
宮前平/土曜日クラスのレッスン風景 ※プライバシー保護のため写真をぼかしております。
8月に入り、厳しい暑さが続いておりますが、会員の皆様は暑さに負けず、今月も楽しく稽古に励まれています。日差しが強く照りつける日は、カーテンを閉め、落ち着いた空間で筆を走らせています。
会員のほとんどが大人になってから書道を始められた初心者の方々です。そのため当会では、無理に難しい文字に挑戦するのではなく、一見シンプルで分かりやすい漢字を題材に、基礎となる筆使いや文字の骨格を丁寧に学んでいただいています。
また、全員で同じ課題を一斉に進めるような一律の指導はおこなっていません。一人ひとりが書き方をしっかりと理解し、ご自身で「納得がいくまで」自分のペースでじっくりと課題に向き合っていただけるのが、当会の大きな特徴です。
最近ではデジタル化が進み、オンラインを活用した書道教室も増えてきました。しかし、書道はただ手本を見るだけでは、筆の細かい動きや加減を理解するのが難しい側面があります。同じ「ハネ」一つをとっても、抱える癖や疑問点は人それぞれ異なります。オンライン上で一般的な説明を聞くだけでは、解決に至らないことも少なくありません。
指導者が手を添えて一緒に筆を動かすことで、体感として伝わる感覚があります。だからこそ、当会では今後も直接お会いして手ほどきをする「対面指導」にこだわり続けたいと考えています。
本日のレッスンでも、ある会員の方から「先生に手を取って一緒に筆を動かしてもらったあと、まるで魔法にかかったみたいにこの字がうまく書けるようになりました」という、うれしい言葉をいただきました。
書道は、いくつになっても、腕が動く限り一生涯楽しめる趣味です。焦らず、時間をかけて、一歩ずつご自身の歩みで上達を楽しんほしいと思っています。
まだまだ暑い日が続きますが、体調に気をつけながら、みんなで楽しくこの夏を乗り切っていきたいと思います!